「誰もがフーっと息を吐ける世界を増やす」ために。株式会社Fooot(フート)を立ち上げました。

どうも。兄のカツ(@katsushi_ito5)です。

報告が遅れましたが、2018年7月18日に「株式会社Fooot」という会社を立ち上げました。

これまでの僕の経歴をざっくりと説明すると、、、

・高校時代は野球部でギリギリのベンチ入りを果たす。実質補欠。ベンチウォーマー係。
・センター試験に失敗しながらも、公務員を目指して地方公立大学へと進む。
・バイトとサークルに没頭した大学1年生。
・12歳上の一番上の兄に勧められカンボジアでの教育プログラムに参加。大きく価値観が変わる。
・バイト以外で稼ぎたいと思い、海外から仕入れてヤフオク転売を始める。
・あやしい情報商材に手を出してお金をなくす。
・日本海ヒッチハイク旅。東南アジアバックパック旅。自転車で九州→富士山登山旅。
・双子でブログを開始する。
・福岡のウェブ会社でインターンを開始する→そのまま入社。

現在22歳。社会に出たばかりの新卒の世代です。

改めて振り返ると何度か挫折もし、騙されもしましたが、いろんなことに取り組んでいた大学生活だなと感じています。基本「とりあえずなんでもやってみる。」が自分のモットーでもあります。

 

時には迷走する時もあったり、止まったりもしがちなのですがいろんな人に支えられてここまできました。

大学を卒業したばかりの僕がなぜこの起業という選択をしたのか。その経緯をご説明させてもらえたらと思っています。

なぜ起業をしようと思ったのか。

もともとは完全なる安定志向の人間です。圧倒的にです。あまり基本的に無茶は犯したくはない。

しかし大きく変わったのは海外での経験です。先ほどの経歴にも書いた通りターニングポイントは兄の勧めでカンボジアに行くことになったこと。

それまで日本の田舎で安定志向だった僕はいろんな経験に驚きます。

トンレサップ湖の小学生。湖の上に人が生活しています。

お世話になったonederzホステルのみんな。

そこには湖の上で過ごす人もいれば、カジノを本業として仕事をしている人もいる。いろんな働き方があって、いろんな生活がある。

物乞いなんて当たり前。いい意味で自分の価値観をぶっ壊してくれるカオスな経験でした。

その経験から、今までの安定志向の自分から「一歩踏み出してなんでもやってみる自分」に変わりはじめました。

「美味しいご飯も食べれるし、物乞いをしなくても生きていける。海外に比べると日本ってチャレンジしやすいんだな。だったらなんでもやらないと損じゃん。」自分の考え方が変わる大きなきっかけになりました。

 

では、そんな経験も踏まえた上でなぜ起業しようと思ったのか。大きく分けると3つです。

・20代の前半のうちに大きなチャレンジをしてみたいという欲望。

・起業ってかっこいい!という勝手な妄想的憧れ

・地方に隠れたものをもっと表に出して行きたいという昔からの想い。

ざくっと自分の中で言語化してみるとこういうことだと認識しています。あまり言語化できているかはわかりませんが。。。

 

丁度海外から帰って来た時に自分の大好きだったじいちゃんが亡くなったり、地元で熊本地震もあったりという経験をしました。

海外をいろいろ回って帰って来たと同時に、いつ死ぬかわからないんだなという経験をしたことは、「今すぐやりたいことはしよう!」という決断に繋がった気がします。

大好きだったじいちゃんとの3ショット。

そのような経験からずっと起業してチャレンジしてみたいなぁと感じていたんです。

中学時代に毎日6時間していた『ぼくのなつやすみ』

ずっと感じていた起業してみたい!という感情。

でも何すればいいんだろう。いろんな本を読んで、もっとたくさんの人と会って視野を広げろ!的なことが書いてあったので、早速いろんな起業家の人に話を聞きに行ったり、いろんなサイトを見て有名な人の情報を取ったりしました。

キングコング西野さんの講演会で直接ビジネスの相談をしたとき。

親身に色々と聞いていただきました。

でも結局なかなかやりたいことが見つかりませんでした。起業はひとつの手段でしかありません。その手段が目的化していた時期だったんだと思います。

テレビで有名な起業家の成功体験やノウハウを知っては、「なるほど!それが正しいのか!」と素直に信じて、動いてみるけど上手くいかない。本当に自分がやりたいことが見つからずぶれっぶれ。

そんな自分の方向性に悩んでいるときに、ヒッチハイクで日本海沿いを旅しました。その際、ふと訪れたのが兵庫県の豊岡市竹野という地域。

本当に海が綺麗な兵庫の田舎なんです。その竹野町にふっと降りたときに、なぜか懐かしいというか言語化できないような心地よさを感じたんです。

「あぁ、ここめちゃくちゃいいなぁ。」心の底から素直にそう感じたのを覚えています。

竹野のゲストハウスで出会った人と一緒にご飯を食べて、話して、温泉入って、ゆっくりと夜の波打ち際でお酒を飲みながら静かにぼーっとする。あぁ、居心地いいなぁと。

 

その場で自問自答したのは「なんで俺ここが居心地いいんだろうって感じたんだろう」ということ。

自問自答しながら自分の過去を振り返ってみました。

中学時代、僕は野球部に所属していました。午前中に野球部の練習が終わると帰って畳に布団を敷いて、三ツ矢サイダーと一緒に「ぼくのなつやすみ」というゲームを毎日6時間していたんですよね。

本当に今振り返っても至福の時間といいますか、ゴロゴロとゲームをしていました笑。

この「ぼくのなつやすみ」というゲーム。結構のめり込むようにしていましたが内容としては「ぼくくん」という少年が夏休みの期間だけ親戚の家で夏休みを過ごすという内容。

カブトムシ同士で戦ったり、釣りをしたり、アサガオ育てたり、冒険したり。。。

個人的に大好きなゲームで「こういう世界最高だな〜」と思ったのを覚えていて、竹野町はその雰囲気に近かったんだと思います。

 

そこで改めて自分の中で少し気づいたんです。「ぼくのなつやすみ」のような世界観の居場所を増やせたらいいなと。

ぼくも地方出身でこのゲームに近い生活をしていました。これからは少子高齢化と共に地方は廃れていく。そんな中で、少しでも子供に戻ることができて、自分の居場所を感じられるような場所を残し増やしていけたらなと。

そんな風に次第に考えるようになりました。

双子で地方の特産品を販売する。

個人的にはそんな経験と各地の日本の田舎を回る中で、「海外もいい!でも、日本にも知られていない魅力あふれるいいものがたくさんあるな」と思うようになりました。

魅力はあるけどなかなか知られていないものを発信していきたいなと感じ始めていたので、さっそく双子で地元の特産品を紹介する動画を作ったり、メルカリチャンネルで発売したりしました。

地元のソーセージをメルカリチャンネルで売る僕たち。

とりあえずやってみようと思って売ってみると、案外みんな買ってくれたり、「あの町の商品とかも紹介して欲しい!」などたくさん意見を言ってくれたりするんです。

意外にみんな興味を持ってくれる。この経験が個人的に今回の起業に少し影響を与えている気がします。

株式会社Hide&Seekとの出会い。

そんなこんなでいろいろと経験をしながら、大学3年生の時に就職をし、出資をしてくださることになる会社と出会うことになります。

その会社の名前は株式会社Hide&Seek。福岡でウェブコンサルティングや通販事業などをしているベンチャー企業です。

もともとはひょんなきっかけで知った会社なのですが、ここで働こうと思った大きな理由はなんといっても、この人たちと働きたいと思える環境とチャンスが目の前にあったからです。

自由かつ厳しさもある楽しい本当にいい会社です。

僕はこの会社で大きなチャンスをいただきました。広告運用などの仕事をしながら、新規事業の立案をし、実際に出資を受けてチャレンジさせていただけるという内容です。

願ったり叶ったりで、そんな環境ありえないwというのが本音です。笑

 

僕の就職活動は「1年目から裁量が大きくチャレンジさせてくれるところ。」というのが軸だったので、株式会社Hide&Seekに即決定。

大学中に事業立案をして、入社と同時に事業スタートという流れで新卒採用していただきました。詳しい内容はこちらのに書いてあるので読んでいただけたらと思います。

このような経緯を得て、大学4年生の時は何度も新規事業を自分なりに考えて、経営陣にプレゼンしてということを繰り返しました。

airbnbの田舎版のような農泊事業や、ウェブ飲み会、銭湯などやりたいことを色々プレゼンしましたが、本当に新規事業を考えるのって難しい。しっかりとビジョンを示して説得しないといけないし、数字も見せないといけない。悪戦苦闘の日々でした。

そんな風に何をしようかと悩んでいる時に思い出したのが「ぼくのなつやすみ」をしていた時の自分の姿。メルカリチャンネルでの経験です。

よし!地方の隠れた魅力あふれるものを伝えていくことをしよう!」衰退する地方の中で魅力あふれる商品を僕たちのフィルターを通して世に伝えていくと決め、事業を練り直してプレゼンを繰り返しました。

この時は、「もう止まってても仕方ないから、まずやる!あとでなおす!の気持ちで動こう!」の勢いです。とりあえずやってみないとわからない!笑

今僕が作っている事業を簡潔に伝えると、

machikono(マチコノ)|あのまちにしかないオンリーワンギフトを贈ろうというギフトECサイトを作っています。

マチコノ」は、単なるECサイトではありません。日本各地に存在する魅力ある一点物の商品を集め、作り手の方の想いや商品の誕生ストーリーを記事や動画から見て購入することができます。

地方にしかない一点物の商品をギフトという形で伝えていくことは、「他の人と贈ったものを被らせたくない」という悩みを抱えている人の課題も解決します。何度か街頭でも生の声を聞きました。

イメージとしたメディアです。

メルカリチャンネルでローカルの特産品を売った経験からも思ったことですが、個人的にずっと地方に可能性を感じています。

これから少子高齢化で人が少なくなっていく中で、ローカルな土地に残っている文化や失われていく物って、見せ方次第で可能性がすごくあると感じているんです。

まあやってみないとわからないっしょ!!ということで、まだまだ途中ですが、色々テストをして実際に作成中です。

会社名にこめた自分のやりたいこと

ここまで今自分がしていることとその経緯などを話してきましたが、本当に今の選択が正しいのか悩んだことがあります。根っからの安定志向の僕は、起業という選択を一度は決めたものの、自分の選択が正しいのかわからなくなったんです。

こういった時は徹底的に自己分析です。通称自分会議を開きもう一度自分と向き合いました。

自分のバックボーンでもある小学、中学、高校時代。双子で育った僕は何においても比較されて育ってきました。それがお互いにとってもいい刺激になり切磋琢磨できていたのだとは思うのですが、個人的には辛いこともたくさんあります。

そんな時に僕は決まっていく場所がありました。大きな杉の木が象徴的な自分の家の裏山にある神社です。

そこに行って芝生の上に寝っ転がって「ふぅぅぅ」っと深呼吸をするんです。この時間が自分にとっては必ず必要で、かけがえのない時間でした。あの時のふと自分でいられる場所や一息つける場所を作りたいなと自己分析を改めてした時に、そう再確認できました。

そこで「ふぅぅぅ」っと息を吐ける場所を残して、より増やしていける会社を作ろう!!それが「Fooot(ふーと)」に決めた由来でもあります。

株式会社Fooot(フート)に込めた想いは、

①「フーっと、息の吐ける世界を増やしていきたい。」という意味
② foot(足)を止めずに進むという意味
③ローカルや地方を表す風土(フウド)や風の音のイメージを表すフーなどのイメージ。

人がふぅと息を吐いているイメージ。個人的にすごく気に入ってますw

そんなこんなで、登記やらなんやらを済ませ、会社を設立してしまいました。

20代のチャレンジとしてはまず一歩進めたかなと思います。まだ結果も出していないのですが、しっかり明確な結果を出して進んで行きます。

まとめ

最後に、ここまで読んでくださった方本当にありがとうございます。だらだらと書きましたが、はっきり言うと「普通の若造が会社作った。」ただそれだけの話です。笑

でも伝えたいことは、20代最初のチャレンジ、自分もまだまだどっちの方向に進めばいいか未熟なことだらけだということ。なので、本当にどん底な時は全力で助けてください。プライドもクソもないと思っているので全力で頼らせてください。

自分がやりたいことだけやればうまくいくとは思っていません。9割以上ものスタートアップが潰れていく中で自分がこの選択をとって進んだことが正しいのかわかりません。でも選択自体には意味はないと思っています。

この選択をしてどのような行動を自分がとっていくのか。その結果、個人的にもどんな風に成長していけるのか。日々の経営を楽しみながら時代の変わり目である今をどう乗り越えていくことができるのか。

少しでも自分の目指す世界に近づけるように、本気で取り組んでいきます。双子での発信も増やしていきます!

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