どうも!兄のカツです!
今日は僕の大好きな漫画家。
三田則房さんの著書『徹夜しないで人の2倍仕事をする技術三田流マンガ論 ─三田紀房流マンガ論─ 』 (コルク)をレビューしていきたいと思います!
めちゃくちゃ面白い本だったのでぜひとも最後まで見てくださいね!
三田則房さんって??

1958年生まれ、岩手県北上市出身。明治大学政治経済学部卒業。
代表作に『ドラゴン桜』『エンゼルバンク』『クロカン』『砂の栄冠』など。『ドラゴン桜』で2005年第29回講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。
現在、「モーニング」「Dモーニング」にて〝投資〟をテーマにした『インベスターZ』を、「ヤングマガジン」にて『アルキメデスの大戦』を連載中。
僕の大好きな漫画の一つである『インベスターZ』や『ドラゴン桜』の作者である三田則房さん。
他にも「砂の栄冠」「エンゼルバンク」「マネーの拳」「銀のアンカー」「クロカン」などで有名ですね。
そのマンガの面白さは奇抜性であったり、「こんな考え方もあるんだぁ」という意外性。そしてなんといっても勉強になる!という点が最高に大好きです。独自の切り口がたまりませんね!w
以前『インベスターz』についての記事も書いてみましたが、お金の勉強をしたい人とかは必ず読んでおいた方がいいと思いますし、この人の考え方は若いうちから知っておいた方がいいなと思わされています。
そして、
今回僕が紹介したいのはその三田さんが書いた本『徹夜しないで人の2倍仕事をする技術三田流マンガ論 ─三田紀房流マンガ論─ 』。
kindleで本を探しているとすごい気になる本だったので即買いしてみました。そのレビューもかねて書いてみようと思います!
徹夜しないために「方程式」を作る。
今日紹介するこの本を見て学べるのは、
三田さんが週刊連載2本を徹夜なしで描きあげていくための考えや手法など。
基本的に漫画制作に関する内容ですが、その考え方はビジネスなどでもそのまま実行できると思います。
例えば、僕もですが、よく漫画家はアシスタントと徹夜して深夜や明け方に原稿を提出するというハードな仕事というイメージがあると思います。
しかし、三田さんは週刊連載2本もあるのに毎朝9時半に仕事場にきて18時半には仕事を終えて帰宅する。しかも週休3日制を取り入れている。
なぜそれができるのか。。。
答えは「仕組みや方程式を作れている」から。
三田さんは徹底的に「型にハマる」ことをめちゃくちゃ重要視されています。自分たちが徹夜をしないための「仕組みを作ること」。これを作れれば徹夜しなくても仕事ができるんです。
以前書きましたが、どれだけ仕組みを作って習慣化に持っていけるか。この本を読んで再確認できた気がします。
他にも三田さんの独特な考え方を知ろう!
この本にはほかにも
著者の独特な考え方を知ることができます。
その中で僕が響いた
納得の言葉を紹介したいと思います!
結局、「やったやつ」がエラい
思うに、「何かを始めるには練習が必要」と考える人たちがおおすぎるのではないか。人が作ったものに文句を言うことができるなら、自分でやってみればいい。「練習」なんていらないからとにかくやってみろ。
「針の穴」くらいに“狭く”テーマを決める
私の場合は、「針の穴」理論を使う。大風呂敷を広げるのではなく、針の穴くらい狭いところにテーマを絞り込んで、企画を考えるのだ。『アルキメデスの大戦』では、「戦艦大和の建造費って、いくらかかったのだろう」というところから始めた。第二次世界大戦に関わる膨大な史実の中から、ただ1点、「戦艦大和の建造費」だけを抽出したのである。
自己満足に時間をかけるのは無駄でしかない
読者のニーズとは関係のない「単なる自己満足」のために複雑な手法に手を出して、時間をかけるのはムダなことだ。自信を持てないことには、最初から手を出さない。迷う要因になりそうなことを排除する。
成功するには、あえて「空席」を狙え!
「空席」をみつけたら、考える前にまず座ろう。自分のポジションを確保し、あとは本番の中で自分を鍛えていけばいい。「練習してうまくなってから」「準備を完全にしてから」と言っているうちに、何もしないで終わる人は多い。最初はへたでもいい。まずは、一歩を踏み出すことから始めよう。
異なるものを組み合わせると個性が生まれる
最大限、離れている2つのものを組み合わせる。2つの間にギャップがあればあるほど、マンガに強烈な個性が生まれる。そして、その個性に読者は惹かれるのだ。
新たな考え方を知れる一冊な気がする。
僕は以前からこの人の作品が
大好きだったんですけど、
どんな風にして作品を作っているのか。
漫画のネタや企画はどうしているのか。などとても気になっていました。
今回の『徹夜しないで人の2倍仕事をする技術三田流マンガ論 ─三田紀房流マンガ論─ 』 (コルク)
三田さん流の成功法則が
一冊に見事にまとまっている本だなと感じました。
ぜひ気になる人は読んでみてくださいね!