メルカリ(Mercari)のインターンでアメリカに来たのでレポートします。(3日〜4日目)

他の競合アプリについて聞き取り調査

3日〜4日目の2日間はまとめて書いてしまいたいと思います。

というのも、この2日は調査する際に着目した点が一緒だったため。

  • 現地で使われている競合アプリ(フリマアプリ)はどのようなものがあるのか
  • それらのアプリがなぜ使われているのか
  • メルカリと何が違うのか

この内容で質問行いました。場所はASU(アリゾナ州立大学)で今日も突撃ヒアリングです。笑

 

この2日でだいたい30人ほどにヒアリングを行い、様々な話をしたのですが、メルカリについて知ってるユーザーはたった1人だけ

その子も大学1年生の女の子で、メルカリは一時期フリマアプリにハマった時期にダウンロードしたのだとか。

しかし、現在はほとんど使用していないらしく、買い物するだけならAmazonやebayがあり、あまり知られていないメルカリは信用という面でも使うメリットを感じなかったらしいのです。

ここで思ったのですが、正直ネットショッピングにおいては、Amazonやebayの信用がとても高いのがアメリカのリアルな現状であると再認識しました。そして買い物という点においては、他のフリマアプリ以上にAmazonとebayが強いライバルであると思います。

もちろん、used品(中古品)の市場に一定のニーズがあることは間違いないのですが。

 

そして他の競合アプリに関しても聞いてみることに。

他の競合に関しては、他の州に先に行って調査をしていた人たちのブログから、多少情報をもらってたので調べていました。

Craigslist、etsy、OfferUpなど様々なアプリがあるのですが、実際にほとんどの人が知っていたのが、Craigslistでした。

Craigslistについては以下の通りです。

Craigslistはバナーなどが一切なく、テキストベースの非常にシンプルな概観のWebサイトである。一部の大都市での求人情報および不動産情報の投稿に対して広告料を徴収するのみで、その他の広告情報は無料で投稿できる。誰でも自由に売りたいものの情報を広告として掲載でき、買う側も手数料などはかからない。広告の内容は多岐に渡り、職業やアパート、家具、洋服、ペットなどあらゆるものをCraigslistで見つけ、購入することができる。

比較的不用品が出た際、アメリカ人は販売するというよりも寄付するという人も結構見られ(特に高い年齢層の方々)、特に私があった中では大学の先生(40代) などがCraigslistを利用して、必要なくなったものを手渡しすると教えてくれました。

 

また、印象的だったのは大学内のテレビでOfferUpのCMを見かけたこと。OfferUpを知っている人も結構いて、メルカリとほぼ同時期に事業スタートをしている会社としては、この会社のプロモーションは参考になるのではと思いました。

メルカリがSNSに広告をかけていることは、こちらの記事で確認したのですが、OfferUpがテレビCMに力を入れていることを考えると、SNS広告以外の様々な方法で、ニーズのある人たちへリーチするための方法を考える必要があると考えます。

 

Facebookマーケットプレイスなるものが流行っている

競合の中で一番予想外だったのが、Facebookです。

Facebookマーケットプレイスというものが大学内のコミュニティー存在しており、学生が寮生活で不要になったソファーなどの家具などをFacebookを介して、売り買いしていました。

Facebookを利用する理由は以下のように答えてくれました。

  • しっかり顔が見える上に、共通の友達がわかる点(商品のシェアもされる)
  • まずそもそもFacebookの使用者が多く、出品されてるものが豊富
  • 気軽にメッセージできる

この中で共通の友達が確認できるというのは、とてもリアルな学生の声だと思います。

友達がオススメしてくれる機能などをメルカリにつけてほしいという声もあり、知り合いの誰かが使っているというのは、サービスを使う上でとても重要なことのようです。

 

中古品を売るフリマ文化は根付いている

大学内で先生にヒアリングをしていると、日本語サークルがあると聞いたので参加することに。

ここでもまた質問内容をその場その場で変えながら聞いてみました。

 

ここで聞いたのは配送とインターフェースについて。

アメリカでの配送の場合は、西海岸か東海岸のどちらからも商品が届くかによって時間が大きく異なり、最長でも一週間以上かかる場合もあるらしいです。大学のある都心部でこのような現状だと、地方だとさらに時間がかかることが予測できます。

さらに配送料金がとにかく高いらしく、遠い州から購入した商品の場合、本の購入で2000円の送料がかかることがあったらしいです。そう考えると、配送料を無料にするなどの施作は結構他の競合と差をつけれるのではとも思いました。

 

また、ヒアリングした彼は、US版メルカリの商品出品のボタンに「Make some Money」と書いてある点をとても気に入ってくれました。中古品を売って、お金を得る文化はアメリカ人にとって昔からよくあり、お金を得ることができるという点がとても分かりやすかったようです。

実際にアメリカのことわざに「One man’s trash is another men’s treasure(ある人にとってのゴミは、別の人にとっての宝)」というものがあるらしく、アメリカは寄付文化がメインかと思いましたが、不用品を販売する文化は根付いていることに気づきました。

 

まとめ

この2日間はとにかくたくさんの人にヒアリングして、質問内容を変えながら、メルカリがアメリカで勝つ方法を模索した2日間でした。

実際に調べてみると以下のようにまとめることができます。

  • 競合は多く、メルカリの知名度はやはり0に等しい
  • 競合の中でもショッピングにおいてはAmazonebayが強い
  • ローカルなものの手渡しサービスであれば、30代以上がCraigslist、20代以下はFacebook Market Placeを利用する
  • 配送は時間がかかる上、料金がとにかく高いことをネックに思う人が多い。しかし少しでもリアル店舗より安ければネットを利用する。
  • OfferUpletgoなども知られているが、これらもあまり利用者が多いわけではない(それ知ってる!程度)
  • 寄付文化も根付いているが、アメリカでは不用品を販売して収入をあげることに抵抗はない

 

事前に行ったことのある人に聞いてはいたのですが、正直メルカリ厳しくね?というのはリアルな声です。

と、そんなこんなで長くなりましたが、今日はこの辺りで。

5日目は地方の配送状況を確認しに行くつもりです。

 

つづく

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